釣行記 アルクスポンド宇都宮

2020年10月18日 日曜日。釣行時間 7:00 ~ 18:00。

日曜日のアルクスポンド宇都宮さんに行ってきました。
僕がスプーンの釣りに夢中になるきっかけをつくってくれた、僕のホームグランドです。


昨日の雨から一転、秋晴れの良い天気に恵まれました。
早朝は霧が低く立ち込める場所があり、秋色の深まる木々と相まって、幻想的な風景を観ることができました。
男体山や日光白根山も頂上の方には降雪があったらしく、雪山の風景に変っています。
いよいよ冬に向かう、栃木の管理釣り場も本格的なシーズンを迎えます。


今日のアルクスポンド宇都宮さん、来場者が多くて受付待ちの列が出来ていました。
昨日は寒い雨の日だったので、釣りへの欲求が解放されてしまったのかも。午前中は入場制限になったそうです。
小さなお子様連れのお客様も多くて、朝から癒されます。


さて、釣りを開始します。

朝イチはスプーンから、周囲の状況を見て ハイバースト1.4g の黄色と、サークル 2.8g のグローを選びました。
ハイバーストはカラーを探るため、サークルはボトムレンジの反応を見る狙いです。

しばらく様子を見ますが、芳しい反応が返ってきません。
ボトム系で釣れそうな様子ですが、カラーが読めない。

ハイバースト 1.4g では強いのかなと思い、シャノン 1.1g にローテーションして反応の良いカラーを探します。
サイズ影響を確認するために、カラーは ハイバースト 1.4g と同じ黄色からスタートします。
僕はカラー選択に光の波長を意識していて、黄色を選んだのは可視光線の波長の真ん中ら辺の色となるからです。

黄色の次は波長を長くする方向である赤傾向に色を振ります。選んだのは薄めのピンク色ですが、反応はなし。
続けて、同じ赤系で色のトーンを落とします。茶色を選びましたが、こちらも反応を得られず。

水質はグリーン系で、透明度は悪くはありませんがクリアではありません。
淡い色と濃い色、どっちつかずな印象の水質です。

そんな水質を見て、経験的に濃いめグリーンの方が良いかな・・・と思い、黄色より波長の短くなるダークグリーンを選びます。

で、これが当たり二本キャッチ!


釣れたニジマス。なかなか元気が良く活性は高そうですが、中層を通すルアーへの反応は薄い。
ほぼ満員という人の多い状況だったので、人的なプレッシャーもあったようです。

その後、ボトムを探るために サークル 2.8g をグローからグリーン系の ジュエルオリーブ へローテーションします。

これがまた当たり、ぽつらぽつらと釣れます。
全般にボトムが良さそうですが、カラーが合わないとダメみたいです。

レンジとカラーの傾向を掴んだところで、オリジナルスプーンの saji を使います。
状況から saji gou 0.8 をチョイス。


少し深めのレンジを丁寧に探ると答えがかえってきました。
カラーはグリーン系から少しずれた、表が黄色で裏が白(グロー)の淡色系のカラーで釣れました。
グリーン系の濃色系カラーも試したのですが狙い通りとはいかず。
スプーンを通すレンジによって光の透過は異なるので、saji gou 0.8 のレンジで淡色に反応する魚に出会った感じです。

中層に浮いた魚は、どこかのレンジに溜まることもなく散っているようです。
結局、中層の魚を狙うロジックは立てられませんでした。

ここで、午前の放流が入ります。
来場者が多かったことから放流量も多くて、東側と西側で一回ずつストック池を往復して放流してくれました。
この放流方法のおかげか今日の放流魚はよく働き、放流狩りのパターンでしばらく楽しめました。
放流魚、ちょっとクロンボちゃんです。


放流効果が収まると、魚たちの沈黙が強くなり、プラグにスイッチします。

Haze の マッチオリーブ でボトムノックして一匹掛けますが、このパターンも続きません。

ボトムに強い シャインライド を試しますが、アタリはあるものの掛けることが出来ず。

まあ、のんびり行こうとコーヒータイムを取り、15時に引き上げる人たちを見て場所を移動します。
朝から東側のアウトレット付近にいたのですが、西側の自販機近くに新しくできたインレット付近に移ります。

ここから サークル 1.8g の マッチオリーブ が活躍し始めます。
ボトムを強く叩くのではなく、ボトムからフワフワと浮かぶ泳ぎに魚の反応が良いようです。

暗くなるまでこのパターンで通せて、薄暗くなってからは グリーングロー にローテしてアタリが継続しました。


この季節の宇都宮は 17:30 を過ぎると暗くなります。
実はこの時間から閉店までがプライムタイムで、ボトムにいた魚たちが表層に浮いてきます。

釣り座を西側に移動したのはプライムタイムを愉しむことが狙いで、照明を逆光で受ける西側はラインに光が反射して見やすくなるのです。
スプーンのカラーは黒。水中から水面を向くトラウトに対して、シルエットを強く見せる狙いです。

表層付近を泳がせやすい saji jak 0.7 の黒系カラーに交換、2投に一匹ペースで釣れました。
最高のプライムタイムを愉しみ、満足して一日を締めくくることが出来ました。



本日のタックル

セット1 軽めのスプーン用
ロッド : VALKEIN DainsliF 6’1L-H Black Vespine
リール: SLPWORKS DSLT1000SP with IOSFACTORY「D system for 18」 with DRIVE 「AIR Stir 40mm」
ライン: エステルライン(0.3号)+フロロリーダー(2.5lb)

セット2 放流スプーン&プラグ用
ロッド : VALKEIN DainsliF 6’1ML-H Black Vespine
リール: SLPWORKS DSLT1000SP with DRIVE 「AIR Stir 40mm」
ライン: エステルライン(0.4号)+フロロリーダー(2.5lb)