釣行記 柏倉フィッシングパーク

釣行日 2020年12月12日 土曜日 8:00 ~ 17:00

栃木市にある唯一の温泉宿「柏倉温泉 太子館」の近くにある管理釣り場、「柏倉フィッシングパーク」さんにお邪魔してきました。
実は「上永野フィッシングリゾート」さんを目指したのですが、到着したところ駐車場が満車でお客様もたくさん。。
残念ながら入れそうに無かったため、近隣の「柏倉フィッシングパーク」さんに伺うことにしました。

僕は佐野市に住んでいるため近くの釣り場さんになるのですが、今回が初めての訪問でした。


「柏倉温泉 太子館」を左手に見ながら細い道をずーっと奥まで走っていくと、閑静な自然の中にある「柏倉フィッシングパーク」さんに到着です。

駐車場の奥がフリーサイトのオートキャンプ場があって、キャンプを愉しんでいる方がいらっしゃいました。
僕もキャンプの経験がありますが、小さいながらもとても居心地の良さそうなキャンプサイトでした。
何より四方を自然に囲まれていて、人工物は「柏倉フィッシングパーク」さんの施設のみ。
釣り客が帰ってしまうと本当に静かな時間を愉しめそうです。家族や仲間でキャンプ&フィッシングとかも良さそうでした。

キャンプサイトからは釣り池は見えず、高台の上に思ったよりも大きな池がありました。
透明度が高く、池の中にたくさんの魚たちが見えます。
マイクロスプーンを愉しむには適した環境です。


受付ですが、屋外にテントを出して行っていました。
新型コロナウィルスの感染予防対応とのことで、キャンプ場らしい粋な受付となっていました。

料金を支払い、管理人さんにお話を伺ったところ、「午前10時と午後2時の二回放流があり、午後4時には餌撒きをします」とのこと。
サービスがとても良いです。

「簡単ではありませんが、魚はたくさん入れていますのでキチンと考えて釣れば釣果がついていきます」と伺い、願ってもない環境であることを実感しました。また、「今日は人が多い方です」と仰っていましたが、釣りの前に視察した限りは空いていると感じました。


釣り人は全部で15名ほど、釣り座はたくさん空いています。
釣り座には適当な間隔で白い椅子が置かれていて、荷物置きや休憩に便利です。
雑木林ときれいな水の池、そこに点在する白い椅子、なんかデザイン的にオシャレにも感じてしまいました。

そして釣りを開始します。

たくさん魚が見えるので表層から攻めます。
が、反応はするものの口を使うまでは至らず。なかなか難しいようです。

表層の魚の反応が見えるため、つい拘って表層を狙ってしまい時間が費やしてしまいます。
口を使う魚が実は表層に見える魚の下にいて、少しレンジを落とすと気持ちいいバイトで一匹目が釣れました。

アベレージサイズは20cm程の塩焼きに丁度良いサイズです。
釣れてくる魚はみな魚体がキレイで、とても良い環境で暮らしていることが伺えます。
最近は大きいサイズを入れる管理釣り場さんが多いのですが、小さいから釣り易いかというとそんなことはなくて、確りと考えて釣らないと釣れません。
これはこれで愉しいです。


暫くすると午前の放流がありました。

放流用の魚は池の端にあるネットで仕切られた籠の中で飼育されていて、釣り池と同じ水で管理されています。
ここから管理人さんがネットで救って池に放します。加賀フィッシングエリアさんと同じ管理方法ですね。
池と同じ水で飼育されていた放流魚は放たれてすぐにルアーを活発に追ってくれます。

サイズは小さいものの魚を釣る戦略は他の管理釣り場さんと変わりません。
放流用カラーのスプーンを積極的に追ってくれます。


そしてお昼になります。

昼食はいつものカップラーメンだったのですが、管理棟にいったところ新型コロナウィルスの対応で給湯のサービスを休止しいてるとのこと。
とても丁寧に管理人さんに謝罪をされ、情報を確認しないで来てしまった自分の方が申し訳ないと思いつつ、設置されている自販機で水を購入してシングルバーナーでお湯を沸かすことにしました。

気持ちいい自然の中なのでシングルバーナーでお湯を沸かしてカップラーメンを作るのも楽しいです。
カップ麺をすすっていると管理人さんが謝罪にとお茶を持ってきてくださいました。
かえって申し訳ないことをしてしまいました。

「柏倉フィッシングパーク」さんの管理人さん、とても人の好い、優しい方でした。
ご自身も池で釣りをされているときもあり、初心者の方の強い味方になると感じました。

管理人さんや、常連さんの釣りを見ているとどうやらボトムを狙っているようです。
真似をしてシャインライドナノでボトムを狙ったところ、良い反応が返ってきました。
泥底で障害物もないようで、ルアーロストの心配も薄いようです。

しばらくボトムで釣ったあと、また「saji」に戻してマイクロスプーンの釣りを愉しみます。


午後の放流を愉しみ、餌撒きのサービスを受けて釣果を伸ばすことができました。

16時以降は暗くなり、ナイターパターンで魚の反応が上向きます。
特に表層の反応があがり、「saji jak 07(0.8g)」を遠投して水面で暴れるようにバジングさせると魚が沸き上がり鱒玉が出来ます。
このパターンで活性の上がった魚を数匹キャッチすることが出来ました。

表層を割って魚が飛び出してくるゲームに束の間ですが熱くなって時間終了。納竿となりました。

自然に囲まれたロケーションと優しい管理人さん、透明な水に可愛いニジマス、穏やかで釣りに集中する時間。
とても愉しい一日を過ごすことが出来ました。

「柏倉フィッシングパーク」さん、素晴らしい一日をありがとうございました。


タックルデータ

セット1 saji 専用機
ロッド : VALKEIN DainsliF 6’1L-LTD
リール: DAIWA PRESSO LTD 1025 with IOSFACTORY 「Direct」&「D system」 with REVIBE 「Funnel 40mm」
ライン: エステルライン(0.25号)+フロロリーダー(2lb)

セット2 マイクロスプーン~ボトム
ロッド : VALKEIN DainsliF 6’1UL-H Black Vespine
リール: SLPWORKS DSLT1000SP with IOSFACTORY「D system for 18」 with DRIVE 「AIR Stir 40mm」
ライン: エステルライン(0.3号)+フロロリーダー(2lb)