釣行記 308club #3
釣行日 2020年11月22日 日曜日 8:00 ~ 17:00
先週に引き続き今週も 308club さんにお邪魔してきました。
透明な水で魚の反応を確認できるので、サイトでのスプーニングに好適な釣り場さんです。
今日はインスタで知り合った 308club 常連の瓜田さんと一緒です。
瓜田さん、先に来て釣り座を確保しておいてくれました。感謝です。
308club の常連さんたち、みなさんとても上手で朝からバシバシ釣っています。
ミノーイングで魚のスイッチを入れて喰わせる釣り方。
僕は経験がなくあまり得意ではないテクニックで釣っています。
朝のスタートをどう攻めようか・・・と考えて、まずはボトムの様子を探ることにしました。
普通は魚のいるタナを探すところから始めるのですが、308club さんは透明度が高いので魚の泳層を目視で確認出来るので、見えないボトムの状況を最初に探ってしまう作戦です。ボトムと言えばサークル! 1.8g を使ってボトムの反応をチェックします。
ボトムに魚が居れば答えはすぐに出ると思うのですが、無反応です。
アスクルポンド宇都宮さんとは水質が異なるようで、「ターンオーバー」は起きていないみたい。
後から管理人の會澤さんに教えて頂いたのですが、308club の水は沢水の流入水で自然落下の方式でポンドの中央3か所から吸水しているとのこと。
底から水を湧き出させているため、水の循環が良く「ターンオーバー」は起きないようです。
ただし湧き水と異なり、厳冬期は水温が更に低下してくるとのこと。今日も水に触れてみましたが、確かに冷たい水でした。
ボトムを数投チェックして反応がないので直ぐにスプーンを交換します。
今日は初っ端から「 saji 」を使います。
「 saji gou 08(0.9g)」を使いサイトで魚の反応を確認したところ、数匹の魚が争うようにスプーンを追ってきます。
カラーはまだ陽が弱い状況だったので、中間的な光の波長となるカラシ色っぽい橙を選びます。
答えがすぐに出ました。308club 名物のサクラマスが応えてくれました。
その後も「 saji gou 08(0.9g)」でバイトが続きます。
が、魚の反応を観察するとちょっとスピードが速くて追いきれない場面もありそうです。
もう少し遅く引こうとスプーンを「 saji gou 06(0.7g)」にスイッチします。
これが当たりで、暫くの間バイトを継続させることが出来ました。
「 saji gou 06(0.7g)」に落ち着いてきたかな、と感じたところで「 saji jak 05(0.6g)」にスイッチ。
スプーンの泳ぎのタイプをローテーションしてみます。
サシ色的に光の波長が長めとなる淡いピンク色へのカラーローテーションを加えたりすることで、「 saji jak 05(0.6g)」でバイトが継続します。
今日は魚の反応が良くて調子いいです。
魚の反応が良いので、他社製のベンチマークスプーンを数種類試してみます。
それぞれのスプーンで差異はあるものの反応はあります。
が、親心なのか僕には「 saji 」への反応が最も良いように感じられます。
魚が離れているときはロッドワークで誘いを入れて魚に気付かせて、魚がスプーンの後ろに追尾したらペースを合わせてレンジをほんの少し上げたり落としたりして魚に口を使わせる。「 saji 」は安定して泳ぐスプーンなので、こういった操作がやりやすいです。
「 saji 」の好調を愉しんでいると會澤さんがガラガラと放流車を引っ張ってストック池に向かっていきます。午前の放流タイムです。
だいたい悶絶している状況で放流を迎えることが多いのですが、今日は魚の反応が良い状況での放流です。
人間贅沢なもので「ずいぶん早いなぁ」なんて思いつつ、放流用スプーンを準備します。
選んだスプーンはハイバースト 1.6g オレンジ/ゴールドです。
前回の釣行では同じハイバーストの 1.4g をチョイスしたのですが、少しサイズを上げて泳ぎを強めたもので反応を試すことにしました。
それでも放流用としては軽量な部類となるのですが、池のサイズ的に「この位かなぁ」と適当な選択です。
画像は午後の放流でハイバースト 1.4g で釣った魚ですが、午前午後ともハイバースト 1.6g と 1.4g を使って放流を愉しむことが出来ました。
が、僕の隣の瓜田さんは更に更に釣っています。
マシーンのようにバカスカ・・・参りました。叶いません。
教えてもらったところ 2.4g のスプーンを使って、速め強めの動きで釣っていたようです。
池の規模に関わらず放流魚にはやっぱり泳ぎの強いスプーンが良いのですね。勉強になります。
(これで次回は僕もバカスカ・・・ウシシ)
放流も落ち着いたところで、また「 saji jak 05(0.6g)」を使います。
太陽がだいぶ高くなって、雲間から強い陽が差してきたので光の波長の短い淡い青紫にカラーを変えて反応をみます。
これが読み通りアタリ。
魚がとても良い反応を返してくれます。
とても良い反応で愉しめます。
途中で風が強くなり水中が見難くなった時間もあったのですが、「 saji 」でのゲームを存分に愉しむことが出来ました。
そして待望の昼食です。
今日もサクラマスの天ぷらを頂きました。
今日は醤油で、本当に美味しいです。何度食べても飽きない。
が、お子さん連れの方が塩焼きを食べていて、次回は「塩焼きもいいなぁ」なんて思いつつ。308club さんは食も愉しみですね。
昼食後も午前と状況はあまり変わりませんが、少し渋くなってきたようです。
プレッシャーで魚が沈んだかな・・・と考え、途中でボトムをチェックしながら表層は「 saji 」で通します。
ボトムではナイスサイズのカッコいい岩魚が釣れて、表層は「 saji gou 06(0.7g)」と「 saji jak 05(0.6g)」をカラーローテーションすることで魚の反応が持続します。今日は本当に好調です。
そんな状況の中でまた放流タイム!放流魚の強いバイトを愉しみます。
放流タイムも落ち着き、陽が沈みます。
この時間帯は昨日のアルクスポンド宇都宮さんと同じで中層の魚たちの活性が急激に沈み込みます。
陽が陰ることで水中の光が減少し、その急な変化に魚たちは戸惑うようです。
ここで効果を発揮するのはやはりボトムです。
サークル 1.8g のジュエルオリーブから始めて、グロー、レッドグローとローテーションしてボトムの魚を拾っていきます。
けっこういい感じで釣れるのですが、この時間も暗くなるまでの間です。時間にして30分程でしょうか。
そして暗くなったらまた中層の魚を狙います。
暗闇に眼が慣れてきた魚たちは強いバイトでスプーンにアタックしてくれます。
ここでも「 saji gou 06(0.7g)」を使用して、今回のテストで塗った最も暗めの色である赤紫色、それにナイターを意識して塗装した蛍光ピンク(グロー)、白(グロー)/黒、の3色をローテーションして釣っていきます。
時間にして15分程ですが、308club さんのエキサイティングなナイターを堪能してアガリ鱒をキャッチ、納竿としました。
今日の 308club さんは調子が良かったといっても、連発でボコボコ釣れるほど甘くはありません。
やはり状況を「感じて」、戦略を「考えて」、しっかりと狙っていかないと難しいことは変わりません。
そんな中で「 saji 」のマイクロゲームを堪能することが出来た、本当に良い一日でした。
スプーン目掛けて浮上してきて追尾したあとにスプーンにアタックする魚。
魚の行動の一部始終を確認して、そして得られるヒットには中毒になりそうな刺激が感じられます。
308club さん、瓜田さん、今日も一日ありがとうございました。
タックルデータ
セット1 マイクロスプーン専用機
ロッド : VALKEIN DainsliF 6’1L-LTD
リール: DAIWA PRESSO LTD 1025 with IOSFACTORY 「Direct」&「D system」 with REVIBE 「Funnel 40mm」
ライン: エステルライン(0.2号)+フロロリーダー(2lb)
セット2 マイクロ~軽めのスプーン用
ロッド : VALKEIN DainsliF 6’1UL-H Black Vespine
リール: SLPWORKS DSLT1000SP with IOSFACTORY「D system for 18」 with DRIVE 「AIR Stir 40mm」
ライン: エステルライン(0.3号)+フロロリーダー(2lb)
セット3 標準スプーン&ボトム用
ロッド : VALKEIN DainsliF 6’1L-H Black Vespine
リール: SLPWORKS DSLT1000SP with IOSFACTORY「D system for 18」 with DRIVE 「AIR Stir 40mm」
ライン: エステルライン(0.4号)+フロロリーダー(3lb)